妙法寺 様での制作事例

700年以上の歴史を持つ名瀬妙法寺のメインムービーを制作。
近年は、檀家さんだけでなく新たにお寺と関わる方も増えており、「お寺との付き合い方がわからない方にも親しみやすく伝えたい」というご要望から本プロジェクトが始まりました。
Core Engineでは、堅すぎず、かといって軽すぎない“歴史ある寺院としての品格”と“現代的な伝わりやすさ”の両立を目指しました。

課題・目的

お寺が人々にとって“日常の延長線上にある心の拠り所”となるよう、発信のハードルを下げたい。
そのために、映像を通して僧侶や参拝者の自然な表情、空間のあたたかさ、声や音の「温度感」を伝えることが求められました。
伝統的な価値観を大切にしながらも、現代の人々に届くトーンで構成することが今回の大きなテーマでした。

制作のアプローチ

複数回の打ち合わせを重ね、構成やトーンを細かくすり合わせながら制作。
撮影では、住職へのインタビューを軸に、祈祷の様子や参拝風景、そしてドローンによる境内の全景などを織り交ぜました。
編集では、映像のテンポをややゆったりと設定し、時間の流れと静寂を感じられるよう調整。
歴史ある空間の荘厳さと、誰でも訪れやすい温かみを両立した仕上がりを意識しました。

成果・反響

完成した映像は、YouTubeおよび名瀬妙法寺公式サイトのメインビジュアルとして活用されています。
今後も、歴史と現代の感性をつなぐ映像として、長くご活用いただける作品となっています。